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月の扉・ゴシック

「月の扉」「ゴシック」
12月はあまり本を買ってないなあ。
相方が購入した石持浅海さんの「月の扉」。最近読んだ中ではすげ面白かった。
ハイジャックされた飛行機のトイレで女性が殺されていた。でも乗客は全員犯人に座らされている。
犯人は第一発見者の女性の恋人の男性を探偵役に命じ、事件の解決を迫る・・・
別に探偵じゃないのに無理やり推理させられる通称「座間味」くん。もちろんその謎解きも楽しいんだけどハイジャック犯たちの動機も謎で、それが少しずつ明かされていくのも面白い。
タイトルの「月の扉」というのがその謎そのままなんだけど、謎解きまで読まないと全くわからない。
どうなるのか予想がつかないってのは楽しい。

月の扉
石持 浅海
月の扉

桜庭一樹さんの大人気シリーズ「ゴシック」。
学校にある高い塔のてっぺんの図書室に閉じ込められている天才少女と気弱な少年。手に入れた招待状を使って豪華客船に乗り込むが、それは人を襲う幽霊船だった――?
主人公の男子が女性に頭が上がらなさすぎなところがちょっといや。
でもこういうヘタレ男子が男性読者には人気なのか?
かっこいい男よりは女の子に振り回される男のほうが共感できるのだろうか。
こちらは読んでてもただ読んでるだけで月の扉のようなわくわく感はあまりない。文章がするする読みやすいので先へ先へとすすむけど。もう少しヒロインの弱点が欲しい気もする。

GOSICK―ゴシック
桜庭 一樹 武田 日向
漫画ではない

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2006年12月16日 13:31に投稿されたエントリーのページです。

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