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ライトノベルを読み終わって

アイカタちゃんがライトノベル(ラノベ)を読み終わってたようだったので「おもしろかった?」と聞くと「まあまあ」と答えた。何がおもしろかった? キャラ? 世界? 物語? と聞くと「キャラクターかなあ」。


最近買ったラノベで私が読み終わったのが 「砂糖菓子の弾丸は撃ち抜けない」「とある魔術の禁書目録」「戦う司書と恋する爆弾」。
「禁書目録」と「戦う司書」は「書」つながりで。どちらもシリーズ化されているので人気があるのだろうと思って購入。でも続きが読みたかったのは「禁書目録」。だって「戦う司書」は主役らしい人が●●ってんだもの。世界で続いていくのだろうか。
キャラクターの魅力は「禁書目録」の方があるけど読みにくい文章だった。ラノベに慣れてないせいか、見開きに必ずへんなルビがあるせいか。
そもそもルビって読めない漢字につけたり、こうやって書いてあるけどこう読んでほしいって時につけるんだと思ってたんだけど、
つけすぎ!

詳しい設定 に こまかいりゆう はまあ許そう。
こっちの世界 に オタク文化 ってルビはどうよ?
そういうのが見開き2Pに必ず1個はある。この多さ。それともこれが一般ラノベなの?
あまりラノベ読んでないからわかんないけどそれが文化なのか?

そしてなぜ女子の言葉はへんな語尾変換がされているのだ。
アニメの影響なのか。これも文化なのか。

まあでも2巻を買う気になったのはこれでどうやって話が続くのかなあと思ったためだったが
2巻目は1巻目の女の子があまり出てこず新しいキャラが出てきた………
まさかこうやって毎回女の子が増えていくのだろうか………。

とある魔術の禁書目録(インデックス)〈11〉
鎌池 和馬
4840235813

「戦う司書」は独特の世界設定がありおもしろかったしまだ読みやすかったが、やはり主人公が●●ってしまっているのでうーん。
もう一人の主人公の女性にあまり魅力が感じられなかったしなあ。
でもシリーズで続いているってことはきっとおもしろいんだろう。

戦う司書と恋する爆弾
戦う司書と恋する爆弾山形 石雄

おすすめ平均
starsまずは読もう!
starsすごい!!
starsあなたの過去に恋してる
stars構成の勝利

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「砂糖菓子の弾丸」はいろいろつっこみどころがあるし勢いで書いたというのはわかる。
主人公のキャラクターに好感が持てた。
あと表現がうまい。やられたって思うところもあって自分の作品をかえりみちゃった………。
全体的にはキモチの悪い世界だったけど。
この人の本はあと2冊買ってあるのであとで読んでみよう。

砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない
砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない桜庭 一樹 むー

おすすめ平均
stars痛々しい感性
starsライトノベルにできること
stars臓物を見た
stars読み進めるにつれて・・・・・・
starsこれは痛みの物語。

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ところで小説は「お話」「キャラ」「世界」の3つでできていると思ってたんだけど、それプラス「テーマ」というのを最近知った。
そうだよね。
「テーマ」か。

………壮大な話だよね。

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コメント (2)

saori-y:

コメントお久しぶりのsaori-yです。


「テーマ」はドイツ語だそうでして(私はイタリア語だと思っていた。音楽用語でよく使う) 創作や議論の根本的意図・題目・中心課題など。主題。と辞書にあります。 

先生の作品にももちろん主題があるわけでして、主題=作者が作品を書くにあたって一番言いたかったこと。と解釈しています。

壮大だと先生はおっしゃってますが、先生の作品にもちゃんと表現されていますよね。

「あら~ん。今さら何をおっしゃるのよ、先生」と思ったことは内緒にしておいた方がよかったかしら・・・・(先生に「高飛車」だとは思われたくないのよ・・・)

るた:

しかし一度だってテーマを決めてから小説を書いたことはないんです。
小説を書くのはあるシーンが見えて、そのシーンに向かって書いていくだけだから………
テーマはあとからついてくる?

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2006年10月31日 18:43に投稿されたエントリーのページです。

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