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久々に

久々にBL系のお仕事の打ち合わせにいった。
以前だしていたノベルを文庫にという話だが、出版業界はミズモノなので宣伝は本が出てからにするつもりなので当分先。
それにしてもとりあえずやっていたことは財産になるのだなあ、と実感。
でも昔の話でいいのか? 
再録というのは完成しているからどのくらい面白いか確認できる部分あるけどやはり古いってのはいなめないかもしれない。ならたとえ印税は安くても今書けるものを書かせていただいた方がいいのかなあ。

えーと。
砂漠ものでネタが一本あるんですけど、いかがでしょうか(笑)。

ナムチ―臥竜解封録
高寺 彰彦
4805004541

高寺彰彦の「ナムチ」を買った。
高寺彰彦は以前「悪霊」という漫画を買って、とても面白かった。
影響されて書いたのが「いつか天使に。」
で、この人もマイナーな人なので悪霊の次の本でないかなあと思ってたんだけど、やっとでた「ナムチ」は未完の大作。描かせてくれる雑誌がない。

「ナムチ」は本格ハイファンタジーということなんだけど、とにかく出だしで、せっかくの主人公がまったく動いてないのでもうしわけないけどつまらなかった。

世界は描けているんだけど、その、なんだ、本編に至るまでに主人公が引き込まなきゃ、やっぱり続きは書かせてくれないわけで。そして書いたとしてもこの主人公が本当にバカなので全然自分から動いてくれない。バカさがかわいさや愛嬌になってないし。

でも、特撮なんかでは正当な評価はおもちゃを買え、と言われる(ガイアのシグファイターとかメビウスのトライガーショットはほしい)。漫画家や小説家に次の作品を書かせるには今の作品を買わなくちゃだめだ。というわけで投資のつもりで。

………おもしろくしてくださいよ?

いつか天使に。
白城 るた
4415087906

画像がない! 表紙は今市子さんだ!

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コメント (2)

saori-y:

「いつか天使に。」は初読より、再読、再々読の方が面白く感じられた、私にとって「味わい深い作品」として記憶しています。一年に一回は読むかな?
今先生のイラストも勿論素晴らしいですよね。

文庫になる作品?どれだろう・・・・推測してみるも、思い浮かばず。私はファンタジーもオカルトもOKの節操無し読者だから、ツボが一般的じゃないからな~。
今晩あたり、るた先生の作品一覧を眺めて予想してみよう・・・・

先日の日記にありました、「リュウケンドウ」とやら。何のことやらわからないでいたら、テレ東の特撮ものなんですね。
オープニングだけ見ましたところ、なんとBLCDでご活躍のある声優さんが声の出演をされていました。
来週は中身も見てみようかな・・・・(すっごい不純な動機ね。でもこれが腐女子の正しいありかたなのかも?)

るた:

「いつか天使に」は私も好きな作品です。あの作品はけっこうがんばった。がんばらない作品はないけど、がんばったーという思いのある作品だったかな?
孤島ものっていつかは書きたかったし。
文庫になる作品、けっこう前のです。そして今その出版社は小説雑誌をだしていません。このふたつがヒントでどうでしょう? うまくシリーズになればいいんですが。
「リュウケンドー」は面白いときとそうでないときがあるので面白いといいな。特撮界の「踊る大捜査線」をめざしていると思います。

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2006年06月15日 00:39に投稿されたエントリーのページです。

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