特撮のものの中でひときわ異彩を放つ「リュウケンドー」。
キャラクターも設定も変わっているがなにより映像がおもしろい。
ふんだんにCGを利用したアクションシーンが見物。
次々あらわれる従者?の獣王もかわいい。
動きがコマ撮りアニメみたいで郷愁を誘われる。
今回の「西から来た怪物」はとくに映像がよかった。
色あいがなんかウルトラセブン。
くらい夜道や薄暗いラーメン屋。セピアっぽい土手の風景。
舞台になっている町内が昭和初期っぽいデザインなのとぴったりくる。
敵も秀逸。前回の悪夢にうなされそうな白い巨像もよかったが、今回はなんとアノマロカリス。
うわーいカンブリアだー!
……待てよ?
気になって脚本家を調べてみた。
武上純希。
ウルトラマンでも平成セブンやガイアを書いている。
ガイア。
ガイアにもたしかカンブリア期の生物を怪獣にしたのがあったな。
そうだ、アネモスだ。
……。
調べてみた。
脚本・武上純希
あんたか!
まあガイアでもアネモスが合体したりひっくりかえったりして私を楽しませてくれたが、リュウケンドーでも空を埋めつくすアノマロカリスの大群というすばらしくありえない映像で喜ばせてもらった。
武上さんはきっと「カンブリア戦隊」とか「カンブリアマン」とか作りたいんじゃないかな。
個人的には私も見てみたいけど。
ちなみにこちらは愛くるしい「てのりアノマロカリス」
アネモスの写真をUPしようとしたけどグーグルでも出てこない。
ウルトラ怪獣ソフビシリーズもない。
だれか怪獣アネモスの写真をプリーズ! 上下逆になったときのインパクトが忘れられません。
私もひっくり返って喜んだものなあ。
怪獣に向かって拍手したのははじめてだ。
逆さになった時にこそ本領発揮できるすばらしいデザインだった……!
ちなみに下のはカンブリアの生物を女の子にしたらしいギャルゲー。
なかなか良質のようだ。製作は「超兄貴」や「悪代官」のグローバル・A・エンタテインメント 。
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