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2006年03月 アーカイブ

2006年03月03日

知らない言葉

知らない言葉にであった。
その言葉は「ほとびる」。
ちょっと見「古びる」とか「滅びる」とかに似ているけど、使い方はこう。
「その紅茶のほとびた色もすばらしい」。

え? ほとびるって色の名前? 知らない、そんなの。
というわけで辞書をひいてみると、

「水をふくんでふやけた状態」

そうか状態だったのか。それにしても「ほとびる」とはなんと優雅な言葉だろうか。
しかも漢字もある。

「潤びる」

いっしょうかけても出会わない言葉というのはあるのかもしれない。それともほとびるって日常使う言葉で私がしらないだけだったのかなあ?

2006年03月04日

ほとびるその後

ひきつづき言葉の話しだが。
「ほとびる」という言葉を使いたいのだがどう使っていいのかよくわからない。おそらくわたしが「ほとびる」という状態をちゃんと理解していないからだ。
前回あげた辞書の例ではお麸がふやけてもほとびると使っていいみたいに読み取れるし、実際グーグルで検索すると「ほとびた高野豆腐から、出汁が溢れて来る」と使用している。
しかし「ほとびた水死体」とか使ってはいけない気がする。

これはたとえば似た言葉の「ひなびた」を例にするとわかりやすいだろう。
「ひなびた」は辞書でひくと「田舎びる」「田舎臭くなる」というそっけない意味だ。しかし「ひなびた風景」と言われて目の前に浮かぶ光景と「田舎臭い風景」と言われて浮かぶ光景は違うと思う。
だから「ほとびる」ももっとこうなんかな……


 ひと雨ごとに春がくる、と言われるが、本当に暖かくなった。確実に季節は移ろっているようだ。風はまだ冷たいが日差しは日に暖かく、柔らかくなる。
 もっとも最近はくしゃみや目のかゆみで春の訪れを知るものも多いようだが。
「お前もそうだったよな」
 涼島は墓の前にぬかづき話しかけた。
「くしゃみをしては春が来た、って大騒ぎして」
 墓石はこの雨に洗われて黒く光っていた。故人の好きだった白い薔薇を供え、もの言わぬ石に顔を映しこむ。
「向こうでは穏やかにすごしているんだろ」
 涼島の髪にも薔薇のとげにもやわらかに春の雨が降る。細かな霧雨は涼島の睫毛をしめらせた。
「竹本……」
 この石の中になんて恋人はいない。そう思って墓参りにも長い間こなかった。でも最近は違う。竹本はどこにでもいるのだ。勤務先の病院にも、雑踏の中にも、表情のない墓石の列の中にも。
 思えば、彼はそこにいる。
 墓石の上で長い足を組んで自分に微笑む恋人の姿さえ思い出せる。
 そう思うと涼島の目に雨だけでない、暖かな雫が浮かんだ。
「まなぶ……」
 じゃり、と小石を踏む音がして、ふりかえらなくても佐久間だとわかった。
「なんだ、こないって言ってたじゃないか」
「浩二がまなぶを泣かせているような気がして」
 佐久間は大きな体をかがめて涼島の隣にしゃがんだ。佐久間は竹本のいとこだ。そして今涼島と共に生きている人間だ。
「泣いてないよ」
「うそつき」
 佐久間はさっと涼島の顔からメガネをうばった。
「ほら、目の下が赤い」
 そう言うと親指でしずくをぬぐう。
「こら、メガネ、返せ」
 照れくさくてとがらせた唇の先に、ぽつんと柔らかいものが触れた。ぼやける視界で見ると白い薔薇のつぼみだ。春の雫にほとびた丸いつぼみ。
「助手席に落ちてた」
 佐久間は薔薇を花立てにいれた。
「まあ、浩二にすねてるって思われるのもいやだし」
神妙に手をあわせる。
「まなぶは俺が守るからってひとこと言っておいてもいいだろ」
「ふふ」
 涼島は立ち上がるとメガネをかけ直した。クリアな視界に晴れ間が見える。
「行こうか、洋平」
「うん」
 竹本の墓にも青空が映っている。雨はあがった。涙は、でも、この先もあふれるだろう。それでも。
 優しい指先で、唇で、涙をぬぐってくれる相手がいるから。
(僕は生きていく。生きていける)
 涼島は佐久間の手をとる。
 一緒に生きていくために。


はああ~。ほとびるがだせないかとおもった。
えーと、『君に溺れる』番外編ということで。
まあ、こんな雰囲気。

あ、エロにも使えるんだよね、
「じらされて待ちきれず、みずからほとびたその場所を指先で開き……」
時代劇なんかにいい感じ!

2006年03月06日

ウルトラマンガイアより~遠い街ウクバール

あの、すいません、語らせてください。
いや、ウルトラマンガイアなんだけどね。
今放送しているのはマックスでこれはこれですげーおもしろい。先日の「イジゲンセカイ」も吹き出してしまったよ。会話とかテンポとかがよくて(ガメラの金子監督だったせいもあるけど)マックス全体が1エピソードずつの完全読み切りエンターティメントに徹しているというのがよくわかった。

……このままだとマックス語りになってしまいそうだが、ガイアだ。

平成ウルトラマンには「ティガ」「ダイナ」「ガイア」「コスモス」「ネクサス」「マックス」とあって、わたしがちゃんと見てるのはいまのとこ「ガイア」なんだけど(レンタルでね)、ファンタジー色、エンタメ色の強いマックスと違い「ガイア」はリアル志向。ガイアに変身する主人公が戦闘に参加しないアナライザーという設定も戦闘チームが別にいるっていう設定も、大きな流れの中でストーリーが進んでいく設定もイカス。
だけど先日借りた「ガイア」に収録されていた「遠い街・ウクバール」これが 感・動・!

いや、わかってるよ、ウクバールについてはさんざんガイア放送時に書かれたことだろう、いまさらガイアでもないだろう。でも聞け、いいから
もうこれは「ウルトラマン」という作品ではない、「遠い街・ウクバール」というオトナのファンタジー。

25年も配送屋を続けながら故郷ウクバールをさがし続ける自称・宇宙人の永田。その街の話を延々聞かされイライラした新人バイト庄司はつい「ウクバールはあんたの頭の中にある」と言ってしまう。ショックを受ける永田。
庄司はXIGのチームハーキュリーズのリーダー吉田の幼なじみだった。庄司は吉田に永田がチキュウジンであることを証明してやってくれと頼む。
吉田とガムは永田の生まれた実家を探し出す。実家があるなら宇宙からきたという妄想はなくなるだろう。すでに空き家になっていた永田の実家には背比べの傷のある柱もあった。永田はやはり地球人だったのだ。
しかしやがてウクバールから使者ルクーという怪獣がやってくる。空に響くサイレン。「ウクバールでは夕方になるとサイレンが鳴ってみんな家へ帰るんだ」という永田の言葉を思い出す庄司。そしてルクーは消え、永田も消える。
再度永田の実家へ行った吉田はそこで昔のカレンダーを見つける。そこに描かれていたのはウクバールの街……。
ウクバールは実在したのか、それともこの絵から浮かんだただの妄想だったのか……?

前半は延々庄司とともに永田のウクバール観光案内を聞かされるのだが、それが不思議と飽きない。会話のタイミングがいいせいなのかな。そしてこの作品は画面で描かれていない部分も容易にこちらに伝わってくる。
たとえばウクバールの話にいらついた庄司、彼は売れない役者でバイトをするしかない。なのにそばに美しい夢をもつ男がいてそれを語る。ただ無駄話にいらついたわけでなく、そういう側面が庄司を怒りに駆り立てたのだ、とか、幼なじみに頼んでまで永田が地球人である証明をしようとしたのは、永田を傷つけたことに対する自分の正当化、また地球人であることが証明されれば永田の傷が薄くなるにではないかという罪の意識である、とか、そういったものがひしひし伝わる。これは永田・庄司というゲストキャラクターがしっかり立っているからだ。30分という連続ドラマの中でこれは快挙ではないか。
線の切れた電話の受話器から風の音が聞こえるというシーンや、不意にカラカラまわる風車など、不思議で印象的なシーン、迎えにきたルクーを見上げる永田の陶酔した表情、ウルトラ史上最高に赤提灯が似合う吉田リーダー(かっこいい、惚れた!)など役者もすばらしい。

リアルで壮大な流れの中でぽっかりと浮いたストーリーではあったが、見て損はない。レンタルビデオ屋へGO!

ウルトラマンガイア(8)
特撮(映像)
B00005EDTE

2006年03月07日

まるでBL大河ドラマ

最近のセイザーXが面白すぎてビデオが消せない……ブレアードすてき。

ジャッカルがあれほどシャークを目の敵にするのは、昔シャークとジャッカルは同じ宇宙海賊だったのに、地球に次元漂着したシャークが地球の純朴な少年に出会い、彼の住む地球を守るために宇宙海賊を抜けたせいだったのだ。
ジャッカルは自分を捨てて地球へ去ったシャークに愛憎こもごもの思いで戦いを挑み続けるが、いつしか傍らにいるブレアードに心を開いていくのだった。ブレアードもまた、タクトを意識しながらも、不安定なジャッカルのそばを離れられない。
一方、基地から飛び出してしまったブレアードを心配するサイクリードは……

ってBLの世界じゃん!

なんでジャッカルはシャークを目の敵にしてるのー? とイッテツに聞いたら返ってきた答えです。

超星艦隊セイザーX超星戦士ひみつ図鑑
てれびくん
4097508164

2006年03月12日

妖怪マンガ~夏目友人帳と百鬼夜行抄~

「~帳」とつくと捕物帳とか忍法帳とか思い出してしまう私はやはり年が年だけに。
でもこの友人帳は白泉社で連載しているので少女マンガ。ジュンク堂で「試し読み」ができて即買いした本。
これは妖怪マンガ。祖母が名前を奪って拘束した妖怪たちに名前を返す不幸な少年の話だ。

妖怪マンガというと少女マンガの場合、どうしたって「百鬼夜行抄」と比べられてしまうだろう。
まず妖怪が似ている。似ているが独特の湿りけをもっている今さんの勝ち。
まあ今さんも鳥山石燕の絵を元に描いていると言っているが、そのものではなく、そこからイメージしているものと思われる。なにせ日本の妖怪はすべて水木しげるがもう、これ以上ないというくらい強い印象で描ききってしまったから、新しい妖怪を作るのもむずかしいだろう。

次に相棒。
夏目は招き猫に封印されていた「斑」という獣型の妖怪、百鬼は父親に化けている竜型の妖怪「青嵐」、どちらも主人公を守っているが、2匹とも主人公に忠誠を誓っているわけではない。
絵柄的にはネコ型妖怪はかわいく、青嵐は妖怪の怖さがある(普段はマヌケだが)。これは甲乙つけがたい。

しかし今さんと比べてよりよい、と言えるのが主人公だ。百鬼夜行抄の律も魅力的だが、実は律本人より回りの人間や妖怪たちの個性の方が毎回際立っている。律はだまってそんな人たちを見ているか、できれば関わりたくないという冷めた目で、極力傍観者を選んでいる。そんなキャラクターには感情移入しにくい。
それに対して夏目は積極的に妖怪や他人と関わろうとする。夏目の感動やせつなさはこちらに素直に伝わってくる。

あと夏目はストーリーが毎回頁内でおさまって余裕があるのもいい。今さんは貧乏性なのか、30Pでも50Pでも、たとえ120Pあったとしても毎回頁が足りない感じがする。与えられた頁の倍の情報量をいれようとするためだ。もういいかげん長く描いているのだからこのへんの頁配分はもう少し考えるべきではないだろうか。たくさん描いてもらってこっちは嬉しいし、今さんのサービス精神もわかるのだが、毎回なんかぎゅうっと詰め込んだ話になっている。
その点夏目は物足りなさを感じさせるくらい抜けている。コマもすかんと透けて必要なものしか描いていない。花ゆめ風の表情の少ない顔のUPの多用でもそれはたぶん今の風潮とあっているのだ。

夏目と百鬼で一番違うのは人と人にあらざるものの関係だ。夏目はふれあおうとし、わかりあおうとするが、百鬼はたがいの領域は侵さない方がいい、というスタンスにいる。
百鬼はときどき「えー、こういうオワリにするのか」と思うくらい人間に冷たい場合もある。なんでもかんでも許すわけではなく、ぱしりと一線を引かれてしまう。人間の勝手な思い込みで妖怪を味方にしたり敵にしたりはできない、分をわきまえろ、と。

どちらの捉え方も好きだ。違う作品だからどっちのスタンスが正しいというわけではない。
夏目は夏目の考え方でいってほしいし、百鬼も今のままでいっていいと思う。
妖怪ブームも落ち着いた今、単なる妖怪好きとしては両方とも長く続くといいと願う。

夏目友人帳 1 (1)
夏目友人帳 1 (1)緑川 ゆき

おすすめ平均
stars少しさみしい、少しうれしい。
stars胸に響く、妖怪たちの不器用な愛。
starsもう少し、評価されてもいい漫画家さんだと…
starsやっぱり最高
stars怖くて切ない

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百鬼夜行抄 (13)
百鬼夜行抄 (13)今 市子

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stars開さん大活躍!
stars一番好きなキャラは
starsいつまでも終わらないで
stars妖怪と人情と.
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2006年03月13日

今日のリュウケンドー

特撮のものの中でひときわ異彩を放つ「リュウケンドー」。

キャラクターも設定も変わっているがなにより映像がおもしろい。
ふんだんにCGを利用したアクションシーンが見物。
次々あらわれる従者?の獣王もかわいい。
動きがコマ撮りアニメみたいで郷愁を誘われる。

今回の「西から来た怪物」はとくに映像がよかった。
色あいがなんかウルトラセブン。
くらい夜道や薄暗いラーメン屋。セピアっぽい土手の風景。
舞台になっている町内が昭和初期っぽいデザインなのとぴったりくる。

敵も秀逸。前回の悪夢にうなされそうな白い巨像もよかったが、今回はなんとアノマロカリス。
うわーいカンブリアだー!

アノマロカリス


……待てよ?

気になって脚本家を調べてみた。
武上純希。
ウルトラマンでも平成セブンやガイアを書いている。

ガイア。

ガイアにもたしかカンブリア期の生物を怪獣にしたのがあったな。
そうだ、アネモスだ。

逆転怪獣アネモス

……。

調べてみた。

脚本・武上純希

あんたか!

まあガイアでもアネモスが合体したりひっくりかえったりして私を楽しませてくれたが、リュウケンドーでも空を埋めつくすアノマロカリスの大群というすばらしくありえない映像で喜ばせてもらった。

武上さんはきっと「カンブリア戦隊」とか「カンブリアマン」とか作りたいんじゃないかな。
個人的には私も見てみたいけど。

ちなみにこちらは愛くるしい「てのりアノマロカリス」


アネモスの写真をUPしようとしたけどグーグルでも出てこない。
ウルトラ怪獣ソフビシリーズもない。
だれか怪獣アネモスの写真をプリーズ! 上下逆になったときのインパクトが忘れられません。
私もひっくり返って喜んだものなあ。
怪獣に向かって拍手したのははじめてだ。
逆さになった時にこそ本領発揮できるすばらしいデザインだった……!

ちなみに下のはカンブリアの生物を女の子にしたらしいギャルゲー。
なかなか良質のようだ。製作は「超兄貴」や「悪代官」のグローバル・A・エンタテインメント 。

カンブリアンQTS ~化石になっても~
カンブリアンQTS ~化石になっても~
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starsなるほど、こういうギャルモノはなかった
starsこれはギャルゲー?

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2006年03月15日

メールをもらったよ

一人で制作しているBLゲーム「魔王さまと僕」に感想のメールをもらったよ!
うれしいねー。
「魔王さま3」はちょこっと流血シーンがあるので痛いのや辛いのが苦手な人向きではないのだけど
基本はラブラブなの。
ネットの人たちはシャイな方が多いのか、うちのBBSにも素材利用報告くらいしか書き込みがなくて、たまに感想や雑談があると嬉しいのだけど、こうやってメールをもらう感動はまた格別です。
作っててよかったなあ、と。
とくにRINGは感想がこないのでフリー版もシェア版もつまんなかったらどうしようって一人でぐずぐず思っているから。
自分は好きで作っているんだけど、作者がキャラに思い入れが強いと、読者(文筆業が長いからついそう呼んじゃうんだけど、ゲームをプレイしてくれる人も含めて)がおいてけぼりになる可能性はいなめない。
もちろんキャラのパワーに引き込まれるってこともあると思うし、そういう作品が長く続くのはわかる。
わたしなんてキャラにパワーがないのが自分で弱点だと自覚してるので、こんなに思い入れの強いキャラはかえって珍しいくらいだ。
これが吉と出るのか凶とでるのかはまだわからないが、「魔王さまと僕」は自分でもよくわかってない部分がたくさんあり、その謎が解けるまでは作り続けていくのだろうと思う。

そういえば私は「ソウルハッカーズ」の同人誌をやっていたのだが、以前同人誌をやっていた人が「もうこのジャンルで描きたいことがなくなった」と言ってやめるのを不思議だなあ、と思っていたことがある。だって好きならいくらでもネタが沸いてくるだろうと思ったのだ。でも自分で「プロミス」という作品を描いたら、もう主人公とリーダーの話で描きたいことが全部終わってしまった。
主人公は未だに大好きで彼に似ている號きゅんも大好きで、やんちゃ短髪キャラならなんでも好きなくらいソウルハッカーズの主人公は好きだったのだが、「主人公とリーダー」という関係では「プロミス」でひとくぎりついてしまった。

いつかラキエにもそんな時がくるのだろうか。ラキエとアシュの関係を描ききることができるのだろうか。

ラキエとアシュの場合、種族が違うのでいろいろと超えなきゃならない問題が山積みだ。ラキエは人間であるアシュの老化や死には今のところ目をそむけている感がある。アシュも敢えて触れていない。
だが、アシュがラキエの手をとった瞬間から(ラキエがアシュの手をとった、とは思えないんだよな、ラキエはお子ちゃまだから。もちろんこの場合の手をとるというのは精神的に。最初に手を出したのはラキエに違いないので)、ラキエはアシュに束縛されてしまった。自由気ままな悪魔が「愛」という鎖をはめられてしまった。ラキエはそれを後悔していないが、アシュはラキエをかわいそうだと思っているようだ。

いつかは、──いつかは終わる物語。
私は終わらなければ物語ではないと思ってしまうのできっと書いてしまうのだろうけど、願わくはそのオワリがキャラクターたちにとって幸福であるといいと。

魔王さまと僕3~RING~シェア版ダウンロード版

2006年03月20日

殺し屋さん

なんとなくジュンク堂で購入。
ドクター秩父山が好きだった人には受け入れられるかも。
似た匂いがする。

殺し屋さん 1 (1)
殺し屋さん 1 (1)タマちく.

おすすめ平均
stars殺伐としたホノボノ
starsごっつおもろいよ
starsう~む・・・
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2006年03月24日

湯けむりスナイパーⅡ

前作のいきなりの終了から第二部がはじまってあっというまに完結してしまった「湯けむりスナイパー」。
前作であいまいだった源さん、トモヨ、君江の三人の関係に決着がつきましたよ。
まあこういう流れだとは思ったんだけどなかなかせつない終わり方でした。
でもラストはもう少し伸ばしてもよかったんじゃないかな。

松森正はいい原作をもらったと思う、いい題材というか。
この人は天才的なほどに上手なんだからもう少し評価されていいと思う。
これからはホームドラマとか描くといいんじゃないかな。

湯けむりスナイパー2 花鳥風月編 2 (2)
ひじかた 憂峰 松森 正
4408169803

2006年03月26日

コーセルテルの竜術士物語

なにげに待っていた「コーセルテルの竜術士物語」の3巻がでた。
うん、まだ飽きていないようだ(私が)。
この作品のどこに惹かれるのかよくわからない。
キャラクターの顔はみんな一緒みたいだし、感情の表現方法が「くすくす」とか「ほっ」とか「にこ」とかうっとおしいくらい文字で現されているし、説明は半端だし、毎回主人公マシェリの笑顔で全部オチになっちゃうし……
魅力、と言われても首をひねってしまうのだが、出版される日を販売カレンダーで調べてしまうんだからまちどおしいんだよなあ。
世界か? 世界なのか?
誰かわたしにこの作品の魅力を説得力ある言葉で語ってくれ。

で、3巻。
あまりシリアスな展開にはしてほしくないのだが長く続くとどうしても1エピソードずつの話ってむずかしくなるよね。竜術士それぞれの暗い過去なんかがこの先展開したらいやだなあ。
しかし今回一番驚いたのはこれだけ巻が進んでてまだ半年たらずの話なんだってこと。
いやあ、子竜が大きくならないわけだ。

個人的には暗竜エリーゼと地竜ロービィのエリーゼおせおせGOGO恋愛話が読みたい……

コーセルテルの竜術士物語 3 (3) IDコミックス ZERO-SUMコミックス
石動 あゆま
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2006年03月28日

MacFan

MacFanというマックの雑誌に「ハコノナカノトモダチ」を取り上げていただいたのだがストーリー紹介の部分に「1つのルートは5分ほどで終わる短編なので」と書いてあった。
いや、10分くらいはかかるから。しかもルート1つだから。
どうも前作「新しい友達」と混同されているようだ。

そんなわけでもう少し長いですから!

で、今Mac用に「魔王さま3~RING」作ってます。Mac腐女子はもう少し待つように。

2006年03月29日

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ゲームをダウンロードだけじゃなくCDーROMの形でも委託販売してもらうことになりました。
そんなわけでCM。
ダウンロードは面倒、CDコレクターなの(いるのか?)、やっぱケースにはいってなきゃ、という方はどうぞ。
今のところうちにきてくださる方は常連さん以外は「アイシールド・ゲーム・BL」で検索してきてくだっている方が多いです。「アイシールド21 エロ」で来てる方もいますがアイシールドゲームはエロないの。ごめん。エロは魔王さまで勘弁してください。








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