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2006年02月 アーカイブ

2006年02月16日

TOP更新

ひさびさにTOPを変えました。
前の絵は怖いと相方に言われてたし。
http://www.bf-web.net/~allegro/item/index.html
こちらのTOPテンプレートを使わせていただきました。
画像も雰囲気を壊さず味を真似てラキエとフェンクに。
……フェンクが違うような気がしますが。

今日はレディースデーで映画にいきました。
「燃ゆるとき」
くさかんむりじゃないですよ。
日清カップ麺奮闘記をモデルにした高杉良原作の企業ドラマです。
「金融腐敗列島・呪縛」がおもしろかったので観に行ったのですが……

こちらはしっとり日本映画でした。
「金融腐敗列島・呪縛」のようなシャープで迫力のある動的な映画ではありませんでした。
泣けるけどさ。
でも最後は言葉と真心なんだもの。
私は「企業」が見たかったのに個人ドラマなんだもの。
これじゃあビクターVHS開発の「日はまた昇る」(西田敏行主役)の方がおもしろかった。
そして予告の織田裕二が県庁の人間でスーパーに出向する「県庁の★」の方がおもしろそうだ。
いやまあ「中井貴一」っていう段階でしめっぽいドラマって予感はあったんだけどさ。

来週は「大和」を観に行こう。

陽はまた昇る―映像メディアの世紀
陽はまた昇る―映像メディアの世紀佐藤 正明

おすすめ平均
stars日本の製造業を支えてる人はここにもいた
stars優れた製品が敗れた裏には
starsVHSの考え方
starsビデオ戦争を雄大に捉えた大河ドラマ!
starsVHS誕生に掛ける熱き思いの物語

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2006年02月19日

ようこそ!地球へ!

baru.jpg


何がすごいったってこの画面のシュールさがすごい。
無数に分裂したバルタン、対抗すべくやはり無数に分裂したウルトラマン。
ウルトラマン史上かってないくらいうっとおしい画面だ(笑)。

あいにく前編は見れなかったが後編だけでも充分におもしろい。
特に無重力化したダッシュ司令部を元に戻すため、エリーを正気づかせるために隊長がとった手段が。
それは……「コバ! エリーの心にプラグイン!」

「エリー、君の心のファイルの中にコバケンジロウがいるだろう? 僕を君の中の「ここちよい」というファイルにいれてくれ」
「すでにコバは私の「好き」というファイルにはいってます」
「ええ?!」
「うろたえるな、コバ!」

隊長はいつエリーの気持ちに気づいたんだろうなあ……。

しかしこの二人がこれから恋愛に発展していくと、コバが浮気すると怖いことになりそうだ。

2006年02月27日

人生を変えた1冊

日曜にNHKで矢沢栄吉とそのファンたちのドキュメンタリ?を見た。
その中で矢沢さんが「殴られるといい、俺はビートルズにパンパンパーンと殴られた」と言ってた。
まあなかなか殴られたような衝撃を味あうこともできないと思う。
つまり自分の人生を変えるような、決めてしまうような、第三の目を開かせるようなものだよね。

パンパンパーンというわけではないが水風船を顔に弾かれたマヤくらいの衝撃は今までにもあった。

たとえば「デビルマン」を読んでそのラストシーンに少年マンガの崩壊を見た。
たとえば「限りなく透明に近いブルー」を読んで、こんなにも文章は自由でいいのか、と驚いた。
たとえば槙村さとるのデビュー作「放課後」を読んでそのコマの斬新さにショックを受けた。
たとえば紡木たくを読んでコマからあふれる感情の波に、他人の家だというのにその衝撃に何冊も抱え込んで動けなくなった。
たとえば「紅三四郎最終話・秘剣美少女」の少女が刀を鞘におさめる肩の動きに、「わんぱく王子のオロチ退治」のヤマタノオロチの立体的な動きに、中国アニメ「ナーザの大暴れ」のナーザの自害シーンに、DAICONアニメの戦闘機の動きに、「ホルスの大冒険」でヒルダが雪狼に後ろから襲われて力なく倒れるシーンに、ぱしぱしとひっぱたかれてきた。
だが、いずれも私は観客だった。漫画家にはなりたかったが自分の絵ではなれないだろうというのは早い時期からわかっていた。
叩かれはしたがそれは単なる感動で、人生が変わったわけではなかった……

その中でもしかしたらこれは人生に、人格形成に影響を与えたかもしれない、というものがある。
なにかといえば雑誌「OUT」だ。
たしかその号はひおあきら特集。
別にひおあきらが好きなわけでもなかったし、それでファンになったわけでもない。
私をひきつけたのは読者の頁だった。あらゆるアニメやマンガの感想がそこにあり、パロディが行われていた。いっぺんにはまった。その世界に。アニメはみてなかったからわけわかんないのに、その世界に親しんだ。
OUTはそれまでマンガと小説しか興味のなかったわたしをアニメに転ばせた(上記のアニメはこの後ビデオや劇場で見たわけだ)。パロディにつきすすませた。
「OUT」がなかったら私はただのマンガファン、アニメファンだったろう、「OUT」のせいでオタクとなった。
人生を決めた1冊にこれをあげるのはかなり忍びないが、いまのとこ、これしか思いつかないのが情けない……

わんぱく王子の大蛇退治
わんぱく王子の大蛇退治芹川有吾

おすすめ平均
stars迫力のバトルシーン
stars家族で見よう
starsわんぱくでもいい。
starsゼルダの伝説? 大切な日本の神話。
stars伊福部昭氏の名曲にのせて!

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