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ヒル×雪

ゲームをつくっているだけあって私は「アイシールド21」ってマンガが好きなんですが。

今週のジャンプ。

立ち読みでしかも前半しかよめなかったんですけどちょっと萌えた。

もともと私はヒル魔さんが好きで、セナもかわいいし好きで、まあヒルセナとか同人誌も買っちゃうが、そんな二人と同じくらい好きなのが雪さん。

一人でヒル雪とか言ってるけど、べつにやおいとかは考えていなかった。ただこの二人は同学年だし、ヒル魔、栗田、まもり、雪さんは2年生としての雰囲気があってセナたちちびっこには「ちょっと上級生のおにいさん、おねえさん」の世界ではいれない部分もあるかなとか思ってたのね。

で、今週のジャンプなんだけど、雪さんが2回も気づくんですよ。

「ヒル魔くんがああいう手遊びするの珍しいね、いつもは黙って考えているのに」
「そういえば彼が他の人の意見を聞くのも珍しいな」

普通はヒロインであるまもりに言わせるセリフかもしれないし、長年のつきあいの栗田くんに言わせるセリフかもしれない。
なのになんで雪さん?
なんでそんなにヒル魔さんの言動に敏感なの?!
いやこれは出番のすくない雪さんを忘れないようにとの原作者の苦肉の作かもしれないけどさ(せめてチーム分析のスカウティングくらいやらせろよ)。

だけど思うわけですよ。雪さんは入試の時からヒル魔を知ってるわけだし、あれだけ有名な魔王を知らないはずはない。まあヒル魔は雪さんのことをまったく知らなかったけど、これは雪さんを脅しても利用しても旨味がないせいだと思うし、目にはいってなかったんだろうな。

で、雪さんはヒル魔を知ってた。おそらくは多少の憧れを持って見ていた。部活を通していっそうその頭脳を、行動力を、厳しさを冷酷さを、魅力を知った。
そう、いつも雪さんはヒル魔を見ていた……。

ヒル魔も雪さんと行動をともにしてその努力は認めているけど、勝利のためには切り捨てなければならなかった。でもそれでひがむわけでもなく、地道にチームの為に働き、自分にも穏やかなまなざしを向けてくる雪さんの存在っていうのが不思議でもあり、嬉しくもあった。他の部員たちのように圧倒的な信頼でただついてくるだけでなく、ちゃんとヒル魔が振り返れば受け止めてくれる温かく穏やかなまなざし……ああっ! 萌え!

夏コミで一冊でもヒル雪があればいいんだけどなあああ。

アイシールド21 (14)
アイシールド21 (14)稲垣 理一郎 村田 雄介

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2005年06月28日 00:04に投稿されたエントリーのページです。

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