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塚治虫先生には理解できないマンガ

雁須磨子「ファミリーレストラン」「どいつもこいつも」②
篠房六郎「ナツノクモ④」

「ナツノクモ」はほのぼのファミリーマンガか? 展開はしないのに登場人物が増えていく。収拾つくのか、というかいったいどこに向かえば収拾になるのか、そもそもいったいこのマンガは、主人公は何をしたいのか、何かを解決するのか。目的が見えないというかわかんなくなるというか。
次巻で方向性を示してくれないともう買わないぞ。

雁須磨子のマンガはどれもこれもはじまりもおわりもないマンガで。
日々の中間を描いているというか。
たとえ恋愛漫画でも最後に至って恋愛が成就してるのかどうかはっきりしてないところが雁須磨子というか。
たぶん手塚治虫先生には理解できないマンガ3番目くらいだと思う。

どいつもこいつも 1 ワイド版 (1)
どいつもこいつも 1 ワイド版 (1)

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2005年06月19日 23:58に投稿されたエントリーのページです。

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