実は初代ゴジラもちゃんと見たことなかったんですが、レンタル店落ちの安売りビデオで今回やっと見ました。
ガメラよりはもっとドラマっぽくアダルトな感じでした。
役者の演技も怪獣映画の緊迫感のなさはあまり感じられナカッタです。
そしてやはり伊福部音楽がいいですね。
ゴジラに破壊された東京の人々が病院の廊下でうめきながら横たわっているところはちょっと新潟地震の映像とかぶさってしまいました。女生徒たちが死者を悼んで、また災厄沈静化の祈りをこめて歌う「平和への祈り」。いや、ゴジラは戦争をしかけているわけではないのだから「平和への」というのはちょっとアレなんだけど、ほぼ天災のようなものなんだけど、その歌がやはり長いんですが、つい聞きほれてしまいますね。
やすらぎよ 光よ
とく かえれかし
ただこの2小節が繰り返されるのみなんですが、切望、という感じです。「とく」は早く、という意味、「かし」は希望を表す言葉です。
ところで新潟地震で一生懸命ボランティアをする人がいる反面、その募金名義の詐欺メール、詐欺ハガキが出ているそうです。「日赤」などを名乗っているそうですので注意。まったく、恥を知らない人間は最悪です。