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広島国際アニメフェスティバル

さて今日は朝からアニメフェス。9時から9時まで12時間耐久だ。
ホテルの人に年金会館までの行き方を教えてもらう。バスに乗れば年金会館前で止まるらしい。知らない町はなんとなく心細いぞ。

年金会館前で下りたがそれらしい建物が見えない。お昼ゴハン調達のついでにコンビニの人に聞くと年金会館の隣だという。会館がでかいんだな。
でかい会館を超えると確かにポスターが! ここがあこがれのアニメフェス会場か。おお、外国人もいっぱいいるぞ。

ちけぴで買っておいた前売り券を1日券に変えてもらう。これで今日一日自由に出入りできる。プログラムを購入、なるほど、3つのホールでいろいろ上映しているのか。うーん、なやむな。
大ホールではジョン・ハラス「動物農場」………イギリスの政治風刺の長編アニメ。中ホールでは世界の子供の作品、小ホールでは現代日本のアニメーション。
動物農場にも惹かれるがここはやはり現代日本だな。
これが2時間弱。計11本だがそのうち2本はストーリーはあるようだが訳がわからず、2本はストーリーがありよくわかり、残りはアニメーションとしての面白さを見せたもので、インパクトの利いた短い作品が多い。人間の体の1部をさまざまな機械に置き換えた「快動力」しっとりとした人形アニメ「朱の路」、いろんなパスタでつくったキャラクターが楽しく大浴場にはいる「ボーノーモ」が個人的にお気に入り。
さて、お昼ゴハンを食べて後半戦。

午後は大ホールで韓国のアニメ監督の「エンプレス・チャン」、中ホールで平和のためのアニメーション、小ホールで「九里洋二11PM特集」。ここはやはり韓国長編アニメだろうな。キャラクターがちょっとディズニーみたいだけど午前中にストーリーのないアニメ見すぎたから少し頭休めないと。
これは親孝行な娘が父親の目が見えるようにと海神のいけにえになるけど、助かって王子の花嫁になるというシンデレラストーリー。
絵も演出もディズニー風。でも主人公がかわいくて魅力的。おかしかったのは王子と見つめあうシーンで王子の目がキラッと光ったところ。しかも両目。ここで観客爆笑。監督は来日してたけどなんでここで爆笑が起こるのかわからなかったろうな………。


 ちょっと休んで大ホールでは「平成狸合戦ぽんぽこ」と高畑勲
 トークショー、中ホールではベストオブザワールド、小ホールで
 は久里洋二パート2。
 「ぽんぽこ」は見たことがなかったので見てみる。
 うーん、なんかあまり面白くないぞ。と思ってたら高畑勲自ら
 その正体をバラした。
 この映画には観客に感情移入をさせない演出がとられていたのだ。
 それってエンターティメントとしてはどうよ?
 でも高畑監督は「そんな映画も必要だと思う」と言いきる。そーかなー。
 確かにナレーションの多用、キャラクターの変化の多用、主人公を決定しない方法などで感情移入はしにくい映画に仕上がっているので監督の意図通りなんだけど。音楽はよかったと思う。

最後は大ホールでコンベンション。このアニメフェスへのグランプリを決める世界各国からの参加作品。今日が最終日だ。全部で14作品。字幕がつかないのでストーリーのあるアニメにはつらい。というかやはりストーリーがないアニメもある。5つはわからなかった(笑)。
アニメフェスのあとは広島で友人に会う。彼女は宮島観光をしてきてホテルで落ち合った。広島地ビールを飲める店で飲み食いし、ホテルに戻ったあとはゲームの話などをしながら………オリンピックを見てしまう。あああ、マラソンみちゃったよ、ゴールまで。明日も9時からというのに………

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2004年08月22日 05:41に投稿されたエントリーのページです。

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