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諸星大二郎

諸星大二郎「栞と紙魚子 何かが街にやってくる」。
諸星大二郎はもう諸星大二郎ってだけでOK。絵のこと言っちゃうと、それこそなんつーか、うまい絵ではないし、ほんとに下書きしてんのって絵なんだけど(してるらしい)、諸星大二郎の話しはこの絵でないと駄目。話と絵が見事にあっている幸福な漫画家。諸星大二郎だって面白くない作品は勿論ある。「私家版鳥類図鑑」なんかは「鳥を見た」以外は面白くなかった。でもこの絵は他に描ける人がいない。おそらくこのさき何百年も。
いつもテーマなどなさそうなんだけど、今回はホラー色が強かった。女性もいつもよりきれいに描いてあった。何かあったのだろうか?

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2004年03月02日 03:59に投稿されたエントリーのページです。

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