« マジメな漫画-プラネテス | メイン | ゾンビ屋レイコ »

脳まで筋肉・ギャングオブNY

 ギャングオブNYを観に行った。
 渋谷パンテオンは広くて座席数も多くてとても観やすい映画館だった。
 ………人がいなかった。
 ディカプリオは写真より動いている方がずっとかっこよかった。
 しかし結論から言うと、この映画は日本では成功しなかったと思う。なぜかといえば。
 日本人は誰もよその国の歴史なんかに興味ねーんだよ。
 しかもアメリカンのは。

 まったくアメリカ人っていうのはなんでも暴力じゃないと解決できないのかね。
 しかもその暴力ってのが頭わるすぎ。ガキの喧嘩。
 ギャングとはチンピラの意味なのか?
 暴動起こした市民を止めるには大砲をめくらめっぽう撃つしかないのか?
 ごたまぜ民族のくせになぜよそものを差別する?しかも同じ白人同士ならなまりでないと見分けられないくせに。この映画の後、よく黒人暴動が起こらなかったな。
NYの貿易センターに飛行機がつっこんで多数の死傷者を出した事件と比べられるくらいの死傷者を、同じ国民、市民同士で出したというのだからアバウトすぎ。
だが、こういう自国の恥部を堂々と見せてしまえるのもアメリカならではなのだろう。
とにかく他人の町の歴史であり、人間ドラマを期待していくとちょっと辛い。キスシーンが執拗なわりにはセックスシーンはぴぴぴちゅんちゅんだしな。

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://www.syu.sakura.ne.jp/ruta/blog/mt-tb.cgi/10

コメントを投稿

About

2003年01月10日 19:26に投稿されたエントリーのページです。

ひとつ前の投稿は「マジメな漫画-プラネテス」です。

次の投稿は「ゾンビ屋レイコ」です。

他にも多くのエントリーがあります。メインページアーカイブページも見てください。

Powered by
Movable Type